こんにちは。
言語聴覚士 西田幸平です。
前回まで感覚統合のお話①~④を書いておりましたが、つづきはまた別の機会にお話ししたいと思います。
さて、今回は言葉が出にくいお子さんについてお話していこうかと思います。
まずは言葉がしゃべれるようになることのイメージを簡単に説明しようと思うのですが
言葉を話すには
①分かることがら
(言葉にはなっていないイメージの段階)
②分かる言葉
(周りから学んでいく音声などの言葉)
③伝えたい気持ち
(特に大事です)
③言える言葉
(理解して伝えられる言葉)
この4つが揃っている必要があります。
この中でとくに
③伝えたい気持ちが大事だと考えていて、
音声で言われた言葉は分かっているけれどもなかなか言葉が出にくいお子さんは
伝えたい気持ちを育む事で話せるようになる場合があります。
また、伝えたい気持ちがあることで、
言葉は分かっていなくても
身振りやジェスチャーで伝えることで
周りに意思の伝達が出来たり
言葉を引き出すためのきっかけになると思っています。
つづく・・・