こんにちは、言語聴覚士の西田幸平です。
今日はぽこあぽこでの言語聴覚士の役割、日々どういった意識で動いているのかについてお話したいと思います。
言語聴覚士は言語、聴覚と名前が付いているので言葉や聞くことの専門家ではあります。聴覚ときくと難聴のことかな?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん難聴の勉強もしていますが、療育場面での言語聴覚士の役割は
お母さん、お父さんのお話を聞いてお子さんの支援の方針、方向性を考えることが多いです。
それは、療育場面だけでのお子さんを把握することはとても難しく、
療育での姿と実生活とのギャップが大きいと
お母さんお父さんの支援に望むイメージと実際の支援の的が外れてしまったりするからです。
特にことばの支援ではお子さんの日々の様子が大きく変化することもあるので、できる事を生かしながら苦手な部分を伸ばせるように日々の変化についてお話を伺いながら支援の的を絞ることが大切だと感じています。
お母さん、お父さんの見立てや感じていることは
お子さんをいつも見ておられるからこそのご意見なので日々の関わりからヒントをいただくことで
療育の効果を最大限出せるのだと思います。
ですから、私、言語聴覚士の役割はお子さんやお母さんお父さんと関わって沢山お話を聞き、
その情報を分析することが役割(日々チームで連係しているなかでの仕事)のように思っています。