言語聴覚士のブログ
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感覚統合のお話③

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こんにちは。

言語聴覚士 西田幸平です。

前回、椅子をギコギコ揺らす・こいでしまう
という事についてお話しました。

その子を感覚統合の視点で見てあげると
落ち着く感覚が体の揺れなんだなと書きました。

その子が椅子を揺らすのは
落ち着くからという理由以外に
自分の体の感覚がよくわかっていない、
うまく感じることが出来ない場合があります。

座っているときのお尻や背中の筋肉の力のいれ具合がわかっていないので
ピンと背筋を伸ばすというイメージが難しい…
また体の傾きの感覚が鈍感でまっすぐ座るイメージも難しい…

だから座っているのに大きく体が揺れていても気付かない。
また、姿勢が直らず集中していないように見えてしまうと思います。

つまり、自分がどういう姿勢かがわからず、
姿勢良くすわっているつもりでも実は姿勢はよくないのです。

これ以外にも姿勢よく座れない原因は様々ありますが、

次回は対処方法に触れていこうかと思います。

つづく…

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