こんにちは。
言語聴覚士 西田幸平です。
前回、言葉を話すには
①分かることがら
(言葉にはなっていないイメージの段階)
②分かる言葉
(周りから学んでいく音声などの言葉)
③伝えたい気持ち
(今回はこれの大切さをお話しします)
③言える言葉
(理解して伝えられる言葉)
この4つが揃っている必要があるといいました。
そしてとくに③伝えたい気持ちが大事だと考えているといいましたが
それはどうしてか説明していこうと思います。
たとえば、お子さんがおうちに帰ってきて
○○ちゃんと一緒にブランコをしたよという
今日の出来事の報告をするとします。
これはお子さんが、
お父さんお母さんに聞いてほしいという思いから
過去のイメージという今目の前にないものを思い出したと解釈します。
そのお子さんがその日楽しい経験を沢山していても
伝えたい気持ちが無ければ、
今目の前にないもの(過去の話など)を話し始めるきっかけはなかなか生まれないと思います。
それが言葉を話すには伝えたい気持ちが特に大切だという理由です。
つづく…