言語聴覚士のブログ
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感覚統合のお話①

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こんにちは。言語聴覚士 西田幸平です。
去年、感覚統合の講習を代表と二人で受けました。
(私は、言語聴覚士の学校ですでに学んでいたので復習です。)

皆さんは、「感覚」「統合」と聞いてイメージできますでしょうか。
感覚といえば、
「見る」「聞く」「味覚」「触覚」といった感覚だと思われると思いますが、「統合」とは何でしょう。
簡単にいえば様々な感覚をバランスよく使って、生活に生かしていくことです。
例えば、座って人の話を聞くということには、耳で聞く力以外に座るために体の感覚も使っているのです。
この体の感覚というものには
平衡感覚(体の傾きの感覚、前庭覚ともいいます)や、
体の力の入れ方の感覚(固有覚といいます)があり、
それぞれ感じ方に違いがあるそうです。

療育では、様々な感覚の違い、多様性に目を向けてお子さん一人一人に合わせていくことが大切です。

つづく…

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